WordPressのGoogleアナリティクスプラグインのGoogle Analytics Dashboard for WPが大幅にアップデートされ、デザインや操作性はもちろん料金体型が策定されました。
今までは完全無料で使えたこのプラグイン。
今回のアップデートを期に有料プランが登場し、一応無料での使用は出来るものの、有料プランを選択しないと今までと同様の機能が利用できない様になりました。
事実上の有料化
このアップデートは既存のユーザーにとっては中々に痛いものになるでしょう。
今までのGADWPはとても簡素な作りでしたが、それ故手短にアクセス解析を見たい時にとても便利でした。
本来Google Analyticsの解析タグをプラグイン無しで直接貼付けてアナリティクスのページで確認するというのが主流でしょうし、不用意にプラグインを多用するとサイトが重くなる原因となりますが、それでもこのプラグインはWordPressのダッシュボード上で訪問者の推移をグラフ等で見たりアクセス元や人気記事を手軽に確認出来るというのは大きな利点です。
しかし、今回のアップデートにより無料版ではユーザー数・検索ワードなどが確認できなくなった他、アクセス元地域が地図で表示されなくなったり、アクセス数のグラフ表示で表示日数が1ヶ月単位で固定になったり(PRO版で変更可能)と、操作性も悪化していると感じます。日本語化もされていません。
以前と違って設定項目が多数用意されているも軒並みPRO版へのアップグレードが必要です。
対応策とは
プラグインのアップデートをしなければ今のところ従来通りに使う事ができますが、脆弱性などの観点からあまりお薦めはできません。
無料でアクセス解析をしたいなら「WP Statistics」や「Google Analyticator」などの他のプラグインを使うか、Google Analyticsのサイトを自分で確認するなどをする必要がありそうです。