Androidは自由度が高い故にウイルス感染の機会が増えてしまいます。
攻撃者もあの手この手でウイルス感染させようしていてノンビリとは出来ないのが実情です。
そこで今回は、誰でもできるAndroidのセキュリティ対策を紹介します。
対策その1
○提供元不明なアプリ(サードパーティー製)のインストールを許可しない。一度許可した場合はインストール後に設定をオフにする。
サードパーティー製アプリは悪質アプリへの対応を行っているGoogle Playのアプリに比べてもウイルス混入の可能性がかなり高いです。
※Androidでは、アプリはGooglePlay以外から配信されているものを「サードパーティー製アプリ」や「野良アプリ」と言います。
デフォルトでは野良アプリのインストールはできない為、上のようなダイアログが表示されてインストールの許可をしなければなりません。
もし、何か必要があって野良アプリをインストールした場合はインストール後にその許可を取り消しておくのが吉でしょう。
取り消し方法は以下の手順です。
設定→アプリと通知→野良アプリを選択→「詳細設定」
→不明なアプリのインストール
→「この提供元のアプリを許可」をオフ
対策その2
○セキュリティ対策アプリを入れる
無料・有料でセキュリティ対策アプリを導入すると心強いです。
ノートンやウイルスバスターなどはPC版でも有名どころ。
しかし、ウイルス対策アプリの様に常駐型のアプリは常にバックグラウンドで動いているなど、端末性能を落としがちなので好まない方も多いかもしれません。
また、セキュリティアプリを名乗るアプリでも実際には何の効果の無いとされるものも多いらしく、注意が必要です。
対策その3
○Google Play プロテクトを利用
そんな場合でも、Googleは2017年7月より、端末への影響が皆無に等しいと言われている「Google Play プロテクト」の提供を開始しています。
Androidの方はこれで手軽に端末の保護ができますので、今一度設定を確認してみましょう。
設定→ロック画面とセキュリティ→
→Google Play プロテクト→
→画像の様に設定がオンか確認
Google Play プロテクトは危険なアプリのダウンロードを検出すると、警告を出します。
それ以外に端末のスキャン機能があるので、定期的に行うと理想的です。
端末のスキャンは自動的に実行してくれますが、Google Play ストアから手動でやる事もできます。
Google Play ストアの右上の三本線→
→マイアプリ&ゲーム→
→画像の部分からアプリをスキャン
今回はスマホ設定をメインに3つの対策をご紹介しましたが、決してこれらを行なったからと言ってウイルス感染する可能性が無くなる訳ではありません。
クラッカー(ハッカー)は思わぬ所からやってきますので、日頃から心掛ける事が大切です。