今回はChuwiが発売した2 in 1パソコンの”Ubook”についてのレビューをしていきます。
価格は3万4500円(執筆当時)と他の2 in 1パソコンと比べてもとても安く、同程度の性能であるSurface Goの約半分のお値段。安さの割に普段使い用としてストレス無く使用でき、かなりコストパフォーマンスの良いオススメ商品です。
スペック
CPU | Celeron n4100 |
メモリ | 8GB(LPDDR4) |
ストレージ | 256GB(SSD) |
ディスプレイ | 11.6インチFHD(1920×1080) |
バッテリー | 30.4Wh |
カメラ | フロント200万画素/リア500万画素 |
筆圧検知 | 1024段階 |
OS | Windows10 Home |
価格 | 34,500円 |
まずスペックを見ておきましょう。
CPUはIntelのCeleron n4100。
Celeronと聞くとかなり非力なイメージがありますが、このn4100は2017年12月に発表されたGemini Lake世代で、普段使い程度であればしっかり仕事をしてくれるプロセッサーです。同世代のn4000よりも若干性能が高いです。ベンチマークや動作の軽快さについては後述します。
なお、ubookの上位版のubook proは本機と同じCeleron n4100版とCore m3 8100Y版の2種類存在し、筆圧感知の強化やディスプレイのサイズが12.3インチになるなどのアップグレードがされています。より余力のある性能を求めるならばproのCore m3版をオススメします。
メモリは8GBとかなり安心感があります。Celeron搭載を前提とした普段使いで不足を感じるシーンはまず無いであろうと思います。最近はこの価格帯でも8GB搭載している機種も増えている様に感じます。
ストレージは256GB SSDで、やはりHDDと比べるとパソコンの立ち上がりが圧倒的に速く、サクサクした動作にも貢献しています。
いざ開封
Chuwiと言うとシンプルな箱が特徴の様です。
同梱物はこちら。本体と取扱い説明書類、そして電源アダプターがあります。
背面はかなりシンプルでChuwiのロゴも小さく主張していません。全面アルミでヒンヤリしていますが、そこまで高級感は無い様に思います。
ちゃんと技適取得されています。
下側面は別売の専用キーボード向けコネクターがあります。
見た目を考えるとタイプカバーが付いている方が液晶保護にもなりSurface感も増してカッコイイと思いましたが、作りが堅固でなかったりトラックパッドの精度が悪いなどと評判があまり良くなかったので今回は見送り。ちなみに専用キーボードは英語配列のみなので購入する方は注意して下さい。
続いて上部。電源ボタン・音量ボタンとMicro SDカードスロットがあります。
上はMicro SDカードを挿した状態。スロットに挿すと完全に埋没します。
右側面には上部から電源・Micro HDMI・USB 3.0・USB Type-c
Type-cについては無印UbookはPD充電非対応です。PD充電したい方は同プロセッサー搭載の上位版Ubook proの購入をオススメします。
右側面はイヤホンジャックとUSB 3.0
同じ位の太さなので電源コネクターを挿せてしまいますが、あくまでイヤホンジャックです。
キックスタンドを上げると両側面のスピーカー口が見えてきます。
スタンド自体は細くとも頑丈な作りで、余程の事でない限り折れたり曲がったりという事はないでしょう。
キックスタンドは0〜150度まで無段階で開けます。上写真は最大角の時。
因みに、本体下部にマグネットが内蔵されているのでスタンドをしっかりと閉じる事ができ、不意に開くという事はありません。
ヒンジがしっかり締まっている為、自重で開いてしまうもありません。
どの位締まっているかというと…
これくらい。逆さにしてスタンドで支えてもこの程度の角度であれば自重を支えられます。
ディスプレイは11.6インチ。フルHDなので綺麗です。ベゼルは細くはありませんが価格を考えると妥当でしょう。