今回は、Xperia xz2の処理性能についてみていきましよう。
製品情報
Socには最新のQualcomm社製Snapdragon845の搭載し,RAM4GB(ROMは64GB)と、ハイエンドなスマホです。
ベンチマークスコア
まず、Antutuのスコアから。
なんと、総合で29万点を記録しました。
30万点の大台は乗りませんでしたが、トップクラスです。
ちなみにGPU性能は12万点で、現在の王者とも言えるHuaweiのMate 20 proの11万点よりも高い数値を出しています。3Dゲームなどもサクサク遊べるスペックです。
続いて、Geekbench
シングルコアは2399点、マルチスコアは8868点とAndroid端末の中では怖いもの知らずな得点です。
重いゲームのサクサク度は?
ベンチマークスコアはあくまでも参考程度で、重要なのは実際の動作感です。
という訳で、一般的に重いと言われるゲーム で検証してみました。
「PUBG」
初期設定では最高画質に設定されていました。現在の最高画質HDR、フレーム設定でウルトラを選択できます。
ちなみに、クオリティをスムーズにすると、フレーム設定の極限を設定できます。
HDRのウルトラでプレイしてみましたが、プレイ中にカクつく事はなく、終始サクサク遊べました。また、比較的重くなりやすい、人が密集している地区や打ち合いしている状況でもサクサクでした。
「デレステ」
いわゆる音ゲーと言われるゲームです。
音ゲーはタイミングが重要なので、モッサリしていたり、時々カクつく様ではプレイに支障が出るため、スペックはかなり重要な問題です。
初回起動時に出る動作設定は端末のスペックに合わせた設定がデフォルトで選択されています。
動作設定は「3D標準」でした。
実際にプレイするにあたり、最高設定にしました。
モードは「3Dリッチ」に、
オプションで観客シルエットを「ON」、解像度を「高画質」に設定しました。
プレイした感想は、こちらもやはりサックサクでした。
一瞬たりともカクついたり、モッサリした場面はありませんでした。
以上「PUBG」「デレステ」の重いゲーム2タイトルをプレイしましたが、凄く快適でした。ゲーミングにはもってこいの端末と言えると思います。
配信・キャプチャーしながらゲーム
今回は端末にさらに負荷を掛けるべく、配信・キャプチャーしながらゲームをプレイしました。
「PUBG」&ミラティブ
ミラティブはスマホの画面(ゲーム)をプレイしながら配信できるアプリです。
配信しながらの為、当然端末に掛かる負荷は増えます。
実際に配信しながらプレイしてみましたが、全く動作に影響せず、サクサクでした。
「PUBG」&AZスクリーンレコーダー
AZスクリーンレコーダーはスマホの画面をキャプチャー(録画)するアプリです。配信と同様、端末への負荷が増えます。
解像度、フレームレート共に最高設定で行いましたが、プレイ感は全く変わらず、サクサク。
以上から、配信しながらでもゲームを快適にプレイできるパワフルなスマホと言えるでしょう。
もちろん、ネットやSNSなどの普段使いでもその性能を発揮していて、常に快適な動作でした。
Xperia xzシリーズは現時点で後継機のxz3が発売され、xz2は型落ちスマホとなっていますが処理性能は同じな為、価格が多少抑えられる所もメリットですね。
結論
ライトユーザーからヘビーユーザーまでを満足させてくれるスマホ。
以下の記事も合わせてご覧下さい。